現代のコンテンツ「lain」~今見るべき作品lain~

昨日ps用ソフトが発売して21周年を迎えたlain

lainTTLも始動しており20年前のコンテンツとは思えないほど活発さを増している。僕自身今年の4月ごろにアニメを見た新規ファンの1人(何なら放映時生まれてない)なわけだが今1番の推してる、楽しんでるコンテンツとなっている。

今日はまだこの作品を知らない人向けにオススメする理由を記事にしていきたい。

 

lainとは何か

lainとは1998年に誕生した、アニメ、ゲームを中心としたメディアミックス作品である。

正確なタイトルは「serial experiments lain」直訳すれば「lainに関する継続した実験」といったところだろうか、作中に登場する謎の少女lainを巡る作品というのが1番簡単な説明だと思う。ジャンルとしてはサイコホラーやサイバーパンク系が1番近いものだと思う。

ゲーム版は特に謎のゲーム(そもそもゲームなのか謎)アニメ版より過激、残酷な描写が多く含まれる。実況動画などが上がってるので耐性のある方は見てほしい。買おうとするとプレミアがついてる関係で3万から4万円程する(現在買うために貯金中)。

勿論アニメだけでも楽しめる作品とはなっている。

簡単な説明?をすると主人公岩倉玲音(いわくら れいん)の知らないところやネット上でレインやlainという存在が噂され始めてそれをきっかけに自分とは何かと向き合う(その過程でネットや世界の謎が明らかになっていく)というストーリーである。(諸説あり)

まず最初に身終えたときの感想として作中の現実世界とネット世界が壊れていく感覚に襲われた。

そして次に自分はこの作品を見てlainという存在は一体何だったんだと延々とlainについて考えさせられた。lainという少女に惹かれ僕の中にlainが偏在し始めたのはこの時だったと思う。まさに作品世界が現実世界を侵食する作品だと思う。そしてそこが1番の魅力と感じた。

 

②なぜ今勧めるのか

さて作品の概略を説明したところで本題のなぜ今勧めるのかという点について話していきたい。

 

1.時代が追いついた

この作品1998年というまだネットが今ほど普及してないタイミングの作品なのだが今でいう掲示板やsnsが強く取り上げられている。予言というレベルでまさに現代のsns世代に刺さる世界観を持っているのだ。更には近年珍しくないVRやARを用いた題材に近いものも多く登場する(ホントになんで’98年にやってたの?)そういった意味で今の方が放映当時より受け入れやすい作品かもしれない。

 

2.lainTTL始動

開幕にも書いたlainTTLとは何か。

 

https://www.nbcuni.co.jp/rondorobe/anime/lain/ttl/

 

簡単に説明すると一定のルールさえ守れば期間限定で2次創作やってOKといった公式からのお告げである。(詳しくは上のリンクから)寧ろ30周年に向けて盛り上げていこうという企画である。

結果どうなるか、

 

みんなの中に偏在するlainがインターネットを通じて偏在しだしたのである。まさにlainの世界がリアルワールドに現れたと言っても過言ではないだろう。もちろんこれも時代が追いついたゆえだと僕は思う。

 

TTLも含めてだがまさに今ファンの活動を中心にどんどん勢いを増してるイベントといえよう。

詳しく知りたい方はtwitter 等でlainTTLもしくはクラブサイベリアと調べて欲しい。

クラブサイベリアとは作中に出てくるクラブのことなのだがTTL以前からファンの方が主催で開いてくれている不定期開催のオフラインイベントである。公式の方が来たりファンの作品とは思えないくらいレベルが非常に高い展示物等があるのでlainを本当に楽しめる空間となっている。僕がlainにハマったときはもう無いと思っていたので先日3回目が行われたときは発表時と行った後どちらも嬉しさのあまり比喩ではなく泣いた。主催のシオドアさん本当にありがとう。

 

まとめ

上の説明で今lainで一体何が起こっているのか伝わったなら嬉しい。

それを踏まえて最後に伝えたいことはファンの活動も含めてlainというコンテンツは新たに復活した生まれ変わったコンテンツだと僕は思う。後から見るのではなく今そのファン活動も含めて楽しんで欲しい。ファン主催で小さなイベントやオフ会なども複数企画されている(まさに僕自身企画中)

ここまで新規に優しいコンテンツも滅多に無いと思う。僕自身当時のグッズや空気感を昔からのファンの方々から聞いて楽しませて貰っている。ただ、どの世代もホントに色々なlain感を持っていてまさに見た者の心に色々なlainが生まれてるように感じた。

謎が多い作品(よくわからない作品)ゆえに敬遠されがちだが一度見ると虜になり寧ろその謎が魅力に感じてくる作品だと思う。

まずは少しのぞいて見てほしい。

 

let’s all love lain

lainを好きになりましょう

それだけでこの世界は楽しめる。